内申の上げ方を個別指導塾の先生が伝授!

【岐阜(長森)・各務原の中学生や新中学1年生の方向け】内申を上げるコツ!

コータスは岐阜(長森)・各務原の個別指導塾ですが、よく保護者の方から「5段階で評価される内申ってどのように上げたら良いでしょうか?」とご質問をいただきます。

今回は、塾の先生が考える『内申点の上げ方のコツ』を一部ご紹介します。現中学生の方から、これから中学生になる小学校6年生の方は参考にしてください!

そもそも内申とは、期の終わりに配布される通知表(調査書)のことであり、ある一定期間の総合的な評価を学校の先生が行うものです。この内申点とは、高校入試の際に非常に重要な指標となるため、中学1年生からしっかり意識していかなければなりません。

高校入試にどのように内申点が関わってくるかなどは、「これさえ知ればひとまず安心!岐阜県の公立入試の仕組み」ページに詳しく説明しているので、そちらをご覧ください。

5段階評価

岐阜県の各務原地区、岐阜市の長森地区の中学校では、内申点について国語・社会・数学・理科・英語・音楽・保健体育・美術・技術家庭科の9教科を5段階にて評価されるので、合計で45点分の内申がつくことになります。評価する基準として、「評価の観点」という項目があり、各教科の観点に合わせて「A」「B」「C」の評価がなされ、最終的に5段階で評価される仕組みです。具体的なイメージは、下記評価項目にてご確認ください。

絶対評価

中学生の内申点の評価方法として、過去に「相対評価」と「絶対評価」という評価方法がありましたが、現在では全国の都道府県で「絶対評価」が取り入れられました。この絶対評価とは、一人ひとりの意欲や態度、成績に応じて他の生徒とは関係なく、ひとりの生徒を総合的に評価する仕組みとなります。

評価項目

評価する基準として、「評価の観点」という項目があることを上記しましたが、ここではその評価項目(通知表の仕組み)を一部抜粋してご紹介します。
※こちらの表は一例です。
このように、教科ごとに評価の観点が設けられており、学校によって内容は異なります。
例えば、国語の「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む姿勢・態度」について、以下のような観点が想定されます。

知識・技能

〇国語に関心を持ち、「話す・聞く・書く・読む」の能力を自ら身に付けようとしている。
〇社会生活における様々な立場を文章の中から正しく理解している。
〇漢字や言葉の決まりを理解し、適切に使えている。

思考力・判断力・表現力

〇相手の意見や立場を考え、尊重しながら自分の意見を述べられている。
〇目的や意図に応じて文章の内容や表現の仕方を理解し、適切な言葉で表現できている。
〇相手にわかりやすい表現をするために、自分の頭で考え判断できている。

主体的に学習に取り組む姿勢・態度

〇積極的な態度で学習できている。
〇言葉が持つ意味や価値について関心を持ち、言語感覚を豊かにするために主体的に追及し、解決できている。
〇古典や漢文の考え方やものの見方に触れ、楽しみながら学んでいる。

上記のように、それぞれの観点で子どもたちがどれだけ意欲的に学んでいるかを基準に評価されていきます。

また通知表には、上記以外にも内申とは別枠で「行動の記録」という、「基本的な生活習慣」や「責任感」、「思いやり・協力」などの観点で、より優れている部分に「〇」が打たれる評価項目もあります。

評価の観点は、子どもたちが基礎となる知識・知恵を身に付けながら、将来強く生きていくために必要なものばかりですね。

このような形で、国語・社会・数学・理科・英語・音楽・保健体育・美術・技術家庭科の9教科に関しても、評価の観点から評価されます。

内申を上げるために意識すること

具体的に内申を上げるために特に意識してほしいこと、それは、「授業態度」「提出物」「定期テストの点数」です。

授業態度

日々の授業の中で意欲的に参加しているかどうかを、上記評価の観点から先生は常に見ています。
ここでの内申を上げるためのポイントは、「挙手・発言」「グループ学習・発表」「調べ学習」「小テスト」などを『積極的・主体的』に取り組むことです!
特にすぐ意識できることは「挙手・発言」ですが、しっかり授業を聞いていないと簡単にはできません。これを簡単にする方法として、『予習をする』ことが効果的です。自分で教科書を事前に読んだり、塾の授業で予習をしておくと自信がつき、積極的に挙手・発言をすることができるので、押さえておいてください!

提出物

学校のワークやノートなどを期日までに出せているかどうか、先生の指示通りにできているかどうかを評価されます。
宿題として出された提出物を期日までに出すのは当たり前です。その提出物をどれだけ真剣に取り組めているか、正しく勉強できているかがポイントとなります。

ワークやノートのより良い提出の仕方として、
〇途中式など、考えて回答した形跡をしっかり残す!
〇わからなかった問題やできなかった問題は、解答だけを書くのではなく、解き直しを必ずする!
〇ワークを2周以上勉強している形跡を残す!

など、他にも考えられることはありますが、提出物に関しても工夫することにより、内申を上げることが可能です。

定期テストの点数

最も内申点で重要視されるのが、定期テストの得点です。定期テストは、子どもたちの習熟度を測るために、ある一定の授業が進んだ段階で実施されるものなので、内申点を決める上でもっとも重要な指標となります。

定期テストの点数を上げるための具体的なポイントは、以下の2記事にて詳しく紹介しているので、そちらを参考にしてください。

「定期テストで平均点以上を取るための勉強の仕方」こちら
「定期テストで400点以上を取るための勉強の仕方」こちら

他にも内申点が決まる要素はありますが、まずはこの3つがしっかり出来ているかどうかが重要です。

もし1つでも「出来ていないかもしれない…。」と思うことがあれば、これからはこの3つを意識して取り組みましょう。

まとめ ~内申を上げるために意識すること~


それでは、最後に内申を上げるためのコツをまとめます。

〇内申を上げるために、まずは『授業態度』『提出物』『定期テストの点数』の3つを意識する!
〇事前に授業の予習をして『挙手・発言』をできるようにしよう!
〇提出物は『正しいやり方』でしっかりやろう!
〇『正しい勉強の仕方』をして定期テストの点数を上げていこう 

内申は自分が意識すればちゃんと上げられるものです。逆に言うと、しっかり意識していないとなかなか内申は上がりません。

何を意識すれば内申を上げられるかを自分で把握し、できるところからどんどん取り組んでいきましょう!

岐阜(長森)・各務原の個別指導塾コータスでは、このようなことを意識して定期的に個別面談を実施しています。

お子さまの学習状況や進路に応じて、入塾する前に学習相談をすることも可能ですので、お気軽にご相談ください。

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