模試の結果はどう見る?判定・偏差値の読み方と次につなげる復習法を解説

模試の結果はどう見る?判定・偏差値の読み方と次につなげる復習法を解説

秋になると、中学3年生を中心に模試を受ける機会が増えてきます。返ってきた成績表を見て、「C判定だった…」「偏差値が下がった」と、一喜一憂しているご家庭も多いのではないでしょうか。ただ、模試の成績表には、判定や偏差値以外にも、これからの勉強に役立つ情報がたくさん詰まっています。このコラムでは、岐阜市・各務原市で高校受験を控えるお子さまと保護者の方に向けて、模試の結果の読み方と、結果を次の勉強につなげるための復習の進め方をまとめました。成績表を手元に置きながら、ぜひ読んでみてください。

まずお伝えしたいのは、模試の結果は「このまま受験したら合格するかどうか」を決めつけるものではなく、「今の時点で、どのあたりにいるか」を知るための目安だということです。

その理由は、模試を受けた時点と入試本番とでは、まだ学習の進み具合が違うからです。中3の秋の段階では、学校でまだ習っていない単元がある場合もありますし、苦手分野の復習がこれからという生徒もたくさんいます。入試本番までの数か月で、学力が大きく伸びることは十分に考えられます。

たとえば、10月の模試で志望校がC判定だった生徒が、成績表で苦手な単元を洗い出し、冬休みまでにその単元を集中して復習した結果、年明けの模試で判定が上がる、ということは珍しくありません。反対に、A判定で安心して勉強のペースを落としてしまうと、その後の模試で判定が下がってしまうこともあります。

だからこそ、判定の文字だけを見て落ち込んだり安心したりするのではなく、「今の現在地を確認して、次に何をするか決めるための材料」として模試を使うことが大切です。

2. 成績表で確認したい3つのポイント

模試の成績表は、「判定」「偏差値」「設問ごとの結果」の3つを順番に見ていくと、内容を整理しやすくなります。それぞれ、何を読み取ればよいのかを見ていきましょう。

ポイント1:志望校の判定は「幅」で捉える

多くの模試では、志望校ごとにA〜Eなどの判定が出ます。判定の基準は模試の種類によって異なるため、細かい意味は成績表の説明欄で確認してみてください。大切なのは、1回の判定だけで判断しないことです。判定は、その日の体調や出題範囲との相性によっても変わりやすいため、複数回の模試の結果を並べて「上がっているのか、横ばいなのか」という流れで見ることをおすすめします。

ポイント2:偏差値は「全体の中での位置」を表す数字

偏差値は、同じ模試を受けた生徒全体の中で、どのくらいの位置にいるかを表す数字です。点数そのものではないため、テストが難しかった回は点数が低くても偏差値は下がっていない、ということもあります。「点数が下がった=学力が下がった」とは限らないので、点数と偏差値を分けて見るようにしましょう。また、教科ごとの偏差値を比べると、得意教科と苦手教科の差もはっきりしてきます。

ポイント3:設問ごと・単元ごとの結果がいちばん大切

次の勉強に一番役立つのが、設問ごとの正誤や、単元・分野ごとの得点率です。模試によっては、ほかの受験生の正答率が載っていることもあります。「多くの受験生が正解しているのに、自分は間違えた問題」は、復習によって得点につなげやすい問題です。まずはここに印をつけるところから始めてみてください。

このように、判定・偏差値・設問ごとの結果を順番に確認すると、「どこを伸ばせばよいか」が具体的に見えてきます。

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3. 結果を次につなげる復習の進め方

模試の復習は、「返却されてからできるだけ早く」「間違えた問題を3種類に分けて」進めるのがおすすめです。

その理由は、時間がたつほど、問題を解いたときに何を考えていたかを忘れてしまうからです。また、間違えた問題をすべて同じように解き直そうとすると、時間がかかりすぎて途中で手が止まってしまいがちです。優先順位をつけることで、限られた時間でも効果的に復習しやすくなります。

ステップ1:間違えた問題を3種類に分ける

間違えた問題を、「うっかりミス(計算ミス・読み間違いなど)」「知識があいまいだった問題」「そもそも解き方が分からなかった問題」の3つに分けてみましょう。問題番号の横に記号をつけるだけでも十分です。

ステップ2:「知識があいまい」な問題から優先して復習する

もっとも得点につなげやすいのは、「知識があいまいだった問題」です。教科書や学校のワークに戻って、該当する単元を確認し、同じタイプの問題をもう一度解いてみましょう。うっかりミスは、「どんなミスをしやすいか」をノートにメモしておくと、次の模試や定期テストで意識しやすくなります。

ステップ3:解き方が分からなかった問題は、解説を読んで「手順」を書き出す

解き方が分からなかった問題は、解説を読んで、解き方の手順を自分の言葉で書き出してみるのがおすすめです。それでも分からない場合は、学校や塾の先生に質問しましょう。難しすぎる問題は、今の時点では後回しにしてかまいません。

たとえば、数学の模試で失点が多かった生徒が、間違いを分類してみたところ、半分近くが計算ミスや問題文の読み違いだった、というケースはよくあります。その場合は、新しい問題集に手を広げるよりも、見直しの習慣をつけるほうが、次の点数につながりやすくなります。

模試は「受けっぱなし」にせず、分類→優先順位づけ→解き直しの流れで復習することで、次の勉強の道しるべになります。

4. 保護者ができる声かけとサポート

模試の結果が返ってきたとき、保護者の方にお願いしたいのは、「判定や点数を責める」のではなく、「次にどうするかを一緒に考える」声かけです。

その理由は、結果が思わしくなかったとき、一番落ち込んでいるのはお子さま自身であることが多いからです。そのタイミングで結果だけを責められると、模試そのものを避けたくなったり、成績表を見せてくれなくなったりすることもあります。

具体的には、「どの問題が惜しかった?」「前回より良くなったところはどこ?」といった問いかけで、お子さまが自分で振り返るきっかけをつくるのがおすすめです。また、復習の時間を家庭の予定の中に確保してあげることも、立派なサポートになります。判定の良し悪しより、「復習までできたかどうか」を認めてあげると、次の模試への前向きな気持ちにつながりやすくなります。

結果よりも過程に目を向けた声かけが、受験までの長い期間を乗り切る支えになります。

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5. まとめ:模試は「受けたあと」が本番

模試の結果は、合否を決めつけるものではなく、今の現在地を知るための目安です。判定は複数回の流れで、偏差値は全体の中での位置として捉え、設問ごとの結果から復習すべきポイントを見つけましょう。間違えた問題を分類して優先順位をつけて解き直すことで、模試は次の勉強に役立つ材料になります。

コータスは、岐阜市・各務原市で小中高生を指導している個別指導塾です。模試の成績表の見方や、結果をふまえた学習計画づくりについても、お気軽にご相談ください。まずは無料体験授業で、お子さまに合った勉強の進め方を一緒に考えていきましょう。

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